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2011年11月11日 (金曜日)

中堅若手医師に公的資金を投入せよ

前の話のつづきです。

医師不足に嘆いている田舎が,明るい未来を獲得するための私案です。

 

それは,5~10年目の医師を強力にバックアップすることです

 

彼らは,初期研修後に田舎を去ることなく,残ることを選んだ医師です。利害関係ではなく,そこが好きだから選んだはずです。

しかし,この中堅若手世代はとても大変です。

  • 実働部隊として,各病院で最も多くの重症患者の診療にあたる
  • 初期研修医の直接的な指導にあたる
  • 様々な雑務を与えられ,こなす
  • 大学院生になると,収入が激減して困っている

 

奨学金を与えるべきは,医学生ではないと思います。薄給にあえぐ大学院生にこそ,奨学金を投入すべきです。大学院生は,平日は24時間研究に費やし,土日は家計のために寝ずにアルバイトします。

彼らに奨学金を与え,せめて不眠不休のバイトしなくても良いように,安心して研究に専念できるようにするのです。

 

実働部隊で,最前線で働いている若手には,良質なセミナーを。薬のプロモーションではなく,真のスキルアップにつながる全国レベルのセミナーを開催するのです。

そして,専門医を取得するための学会出張をサポートするのです。参加費,旅費でも構わないし,学会発表に必要なパソコン,ソフトの提供でも良いと思います。

 

医学生,研修医よりも,中堅若手を手厚くしないと将来は厳しいと考えます。

国に例えるなら,こどもや高齢者への優遇ではなく,実際の労働者世代に手厚くするのです。

国策よりはよほど実行しやすいと思います。

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