明日は山形へ
明日は山形に行きます。
腎臓学会のサテライトシンポジウムがありまして,参加いたします。演者のひとりです。「演者」と言っても大した話はしませんし,私ごときに長い時間は与えられておりません。
むしろ,メインは家族サービスにあります。せっかくなので家族で山形に行って一泊して帰ってきます。次女はきょうから夏休み。長女もあと3日で夏休みです。次女は,ホテルのベッドに飛び込むのが一番好きなので,とにかく「ホテル」という言葉に目を輝かせています。
実は,山形県は私の父の出身地です。
月山の近くに父の実家があります。
もっとも,そこに最後に私が行ってから30年が経ちましたが。
山形には若干の断片的な思い出があるだけです。
4歳の時の親戚の結婚式。小学生の時,蕎麦を食べてダイターン3の超合金を買ってもらったとき。同じく,ゲームウォッチを買ったとき。など。
山形に行きたかったのではなく,何か買ってもらう切っ掛けだったと思います。
ホント,父の実家は,心理的にも遠かったのです。父の実家は,今にして思えば,とても古風で厳格だったと思います。つまり,「嫁はこうでなくてはならない」とかしきたりにウルサいのです。たとえば,祖母の喜寿に顔を出さなかった私も若干苦言を呈されたようです(多忙な病院にでそれどころじゃなかったわけですが)。
トイレが離れにあるような家でした。テレビもあまり観ない家でした。楽しみがアニメくらいだった小学生の私には決して楽しみな家ではありませんでした。ただ,私はガマン強い子供だったようで,とにかく何時間でも耐えていたのを覚えてました。私,親戚の結婚式の時,4時間くらい無言で座って耐えていたそうです。当時4歳。
本当は,実家にはクルマで行くのが良かったようなのです。しかし,私の家にはクルマがなく,私は極度に車酔いしていたので電車を選んだようです。
山形駅から「左沢線」に乗り換えて,とある駅からクルマ。
ちなみに,「左沢線」って読めますか?
「あてらざわせん」です。
父の山形土産と言えば,いつも「酒田まんじゅう」,「ふうきまめ」,「のし梅」でした。それでも喜んで食べていたのを覚えています。
明日は家族でドライブ。
すいません,実家には顔を出しません。
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