ドクターライフ

2016年4月21日 (木曜日)

ダイエットから脱水を考える

先週,学会がありまして,宿泊したホテルでワインを飲んじゃいました。ええ,コンビニで買った600円のワインを半分程度。ダイエット中の身分ですので,他にはカップヌードルライト198kcalと,コンビニ焼き鳥3本。これだけにしました。その翌日には,朝は350kcal程度,昼は500kcal程度,夕食は200kcal程度に済ませてました。

 
しかし…甘い考えでした。
 
 
自宅に帰って翌朝,体重計に乗ったら,なんと1.6kgも増えていたのです。
 
すぐに戻るだろうと思ったのですが,あれから1週間,減ってはきましたが,まだ学会種発前の体重に戻れていません…。
 
 
アルコールの恐ろしさ… たった350ccで,1週間体重を増やす…
 
 
かつて,ダイエットしてないときには,酒で体重が増えても1~2日で戻ってました。いまは戻らなかったわけで。
 
ここで,脱水について考えます。
 
「脱水」という言葉は,実は分類できます。ひとつは血液の水分不足,もうひとつは細胞の水分不足です。
 
私は体重を減らすため,カロリーをかなり制限しています。水分は十分に摂っています。すると,血液の水分は十分に足りていますが,細胞の一つ一つが栄養不足になっています。いわば,細胞がしなびている状態です。そこにアルコール。細胞は喜んでそれを細胞内に吸収します。栄養だけ吸収は出来ませんから,水分とともに吸収します。これで細胞は膨らむわけです。
 
きっとこれが私の体重が増えた正体です。
 
その後,ダイエット生活を続けてますので,細胞も再びしなびてきて,体重も減ってきています。ダイエットしていないときには,細胞は膨らんでますから,アルコール摂取でちょっとむくんで体重が増えても,すぐに戻ります。今の状態はきっとそうなのでしょう。
 
 
でもなあ,脂肪を減らすには,細胞のひとつひとつを飢餓状態にしておかないとな…
 
明日も学会ですが,アルコールはやめておこう。

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2016年4月18日 (月曜日)

学会メシ

4月は私にとって学会シーズンです。

 
先週末は仙台,今週末は横浜です。学会に行くと,「そこで何を食べるのか」はひとつのテーマ。せっかくの機会だから,ご当地の美味しいものを食べたい,とか,仲間たちと酒を飲みながら語り尽くしたい(たいていは愚痴の吐き合いだったりする),とか,あるいは1人で「孤独のグルメ」したい人もいることでしょう。
 
 
ありがちなのは,学会の日の夜にグループで集まって飲み会をする企画。たいていは大学病院の医局関係で集まります。店の予約とか取り仕切るのは,もちろん最も若い医師。見知らぬ土地でそれなりの人数で店を予約するのは大変。苦労して予約した店なのに,偉い先生が「高い割に旨くないな」とかコメントすると,とても残念な気持ちになっちゃいます。
 
次に,全グループじゃなくて,若者とかが数名で飲みに行くパターン。これは気楽です。特に店も予約せずに,歩いていて気に入った店に入る。気楽なんですが,だいたいは学会後にホテルに荷物を置いてからとかチェックインしてから集合するわけで,この待ち合わせが意外と上手く行かず,また,ブラブラ歩いていても一向に「これは!」という店に出会えず,結局はチェーン店みたいなところで無難に…ということも学会「あるある」です。
 
「孤独のグルメ」は,特に独身者。ちょっと高級な店に行ってみようというわけです。私の後輩が,銀座の高級お寿司屋さんを考えてるなんて聞いたことがあります。もちろん私は行きませんよ。カネがあるのは独身の医者です。
 
 
私は「孤独に質素」です。ここ数年は特に。
 
いろんな仕事の制約で,学会の日帰りとか,1泊のみ,しかも夜に着くとかがほとんどです。なので,同門の医師とはご一緒できておりません。
 
先日の仙台では,夜はコンビニでカップ麺と安ワインで合計1,000円。朝は東横インの朝食を軽く,昼は学会ランチョンセミナー,そして夜は学会のモーニングセミナーでもらったサンドイッチ3切れ。
 
今週末は横浜ですが,似たような展開かな。

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2016年4月 5日 (火曜日)

インフェクション・コントロール・チーム (ICT)

一般の方々は,ICTって知らないと思います。情報通信の方のICTならあるかもしれませんが,インフェクション・コントロール・チームのICTは医療従事者くらいかも。

 
インフェクション・コントロール・チーム(以下ICT)は,そのまま訳せば「感染制御チーム」。すなわち,病院における院内感染を防ぐためのチームです。
 
この歴史は意外と浅いです。2000年頃は医療従事者でも聞いたことがない用語でした。しかし,その頃から日本では院内感染事例が全国的に多発して,院内感染を何とかしようという気風が高まりました。
 
そこで,政府とか厚労省(当時は厚生省?)が,中規模以上の病院にICTを作らせようとしたのです。
 
「作らせ方」は簡単です。
 
ICTをつくった病院に手厚い加算を与えるわけです。つまり,ICTを結成した病院は儲かるようにルールを改定したのです。
 
これを受けて,数多くの病院がICTを結成しました。
 
ICTの要件は,医師,看護師,薬剤師,検査技師のすべてが含まれていること,そしてそれぞれの職種で感染管理に関わる経験年数が定められています。
 
このICTが病院内を巡回して,院内感染のリスクを軽減させるのです。たとえば,消毒方法を指導したり,患者の病室配置について相談に乗ったり,などなど。
 
この「巡回」を「ICTラウンド」と言うのですが,これについて今年度にとても困ることが出てきました。
 
 
「手厚い加算」を得るための新しい条件として,「ICT全員が週1回はすべての病棟を巡回すること」が明文化されたのです。
 
小さな病院ならば,「すべての病棟を巡回」するのは1時間程度で済みます。でも,病棟が15とか20ある病院で,すべての病棟を巡回するには1箇所10分としても3時間かかってしまいます。
 
 
実は,多くの病院で,ICTに所属するメンバー(医師,看護師,薬剤師,検査技師)は兼任です。そりゃ,感染対策だけやってれば最高ですけど,病院経営上は,「感染だけ」やらせるわけにいかないのです。みんな,普通にそれぞれの職務をやって,空いた時間で感染対策を頑張っていたわけです。もちろん,多くの人々は手当なんて付いてませんよ。単純に仕事を増やされて感染対策も頑張っていたわけです。
 
ですから,週に1回とはいえ,そのメンバー全員が揃って,病院を回るだけでも調整が困難だったわけです。それでも,1~2時間は時間を調整して何とかしていました。
 
ところがこの新ルールです。
 
「すべての病棟を全メンバーで巡回する」
 
これを達成できなければ,病院は数千万の収入が得られなくなります。本気で1箇所回るなら最低20分。これを15箇所回るなら,6時間…。
 
困りました。
 
 
うちの病院も,ほぼ全員が兼任なので,この条件を達成させるならいくつか無茶をしないといけません。
 
が,6時間もかけてられないのも事実。そして,週2回にしようとすると,集合できないのも事実。
 
 
――超高速で「巡回」するしかないかな…

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2016年4月 4日 (月曜日)

平成28年度スタート,新年度の抱負をば

今日から新年度スタートです。

 
娘たちは数日後から新学期。長女は小学6年生,次女は年長。そして私は窓際…などと自虐的なことを書いてはいけませんね。
 
長女は,言われなくてもピアノ練習しますし,最低限の部屋の掃除をするようになりました。土日に2ページのノルマを与えた国語の問題集(読解)も欠かしておりません。長女に期待することはひとつだけ。ママ受け売りの毒々しい言葉遣いを妹には避けること。
 
次女は年が離れているせいか甘やかされて育っているのが誰の目にも明白。かわいらしさはナチュラルに出ているのですが,精神面の発達がイマイチ。次女に期待することは,同世代の子供たちともっと触れあうことですね。今年度はピアノを開始する見込みです。
 
 
そして私です。
 
 
偉そうに娘たちに説教できるほど立派な人生を送っておりません。紆余曲折がいまだ続いている精神状態です。
 
 
今年度の私の抱負は,「溜めない」こと。
 
 
仕事を溜めない。
 
余計な物を溜めない。
 
ストレスも溜めない。
 
 
昨年度の断捨離生活の継続です。
 
仕事を溜めないために,「すぐやる」ようにします。いつか提出しなければならない書類はすぐに書き,返信を要するメールもすぐに返信。必要になる資料は毎日コツコツと。そして重要なことは「先読み」。周りを見ていて自分に来そうな仕事は,早くからのコミュニケーションで早期から対応する。これで行きたいです。
 
物品は,仕事に関しては断捨離と言うよりもミニマリストで行きたいです。前も書きましたが,今年度がもしかすればこの職場最後の年かもしれません。いつでも対応可能なように仕事の物品・書籍は最小限です。
 
結果として,ストレスを溜めないようにしたいです。「先読み」がしっかり機能していれば,ストレスを溜めるリスクが減ります。想定内ですから。それに,職場においては頼りになる同僚が複数います。彼らと協力すれば,自分だけが落ち込むことは少ないはず。
 
こうやって,ストレスを溜めないことによって,
 
 
自分の脂肪も溜めない。
 
 
やはり,ここですな。

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2016年3月31日 (木曜日)

過健康

最近は断捨離からダイエットにシフトしている私です。

 
どちらも「余計なものを捨てる」わけで,体外から体内へシフトしたとも言えましょう。
 
断捨離の方は,不要なものはほぼ捨てきったかなと思えるところ。年度末はあんまり書類が届かないので,物は増えません。よって,余計な内臓脂肪を減らすべく日々少々の努力をしています。
 
先日,久しぶりに献血をしました。
 
検査結果が届きまして,かつてない良い値でした。10年前に酒をかなり飲んでいた頃はγGTPが基準を超えていましたが,今回は基準ないどころかこれ以上低くならないだろって値でした(15くらいだったかな)。コレステロールも,私はもともと高くありませんが,総コレステロールで100くらい。これ,LDLは間違いなく80未満でしょうね。
 
長年お世話になっていた降圧薬からも既に離脱しています。血圧は120台です。
 
 
おお,健康。
 
 
なんですが,最近ちょっとした変化があります。
 
 
まず,外食するとしょっぱく感じてしまうこと。最近,自宅で醤油に触ったことすらない私。ハムエッグは,ハムの塩分だけで十分。納豆は辛子のみで醤油もタレも一滴も使いません。こういった減塩生活が血圧コントロールの基盤となっているわけですが,そのせいか,コンビニや外食では味付けが濃すぎるように感じてしまいます。
 
次に,午後にコーヒーを飲むと,寝付きが悪くなってしまいました。数ヶ月前までは,寝る前にコーヒーを飲んでいたくらいなのに。眠れないのも悲しいので,最近は午後3時以降はカフェインを取ってません。水道水かお湯です(苦笑)。本当はとっても濃いコーヒーが好きなんですがね。
 
そして,最近は夜9時を過ぎると眠くなります。コーヒーを飲むと,11時過ぎても眠れませんが,飲まないと10時くらいには寝たくなります。そして,測ったように朝の5時30分に目覚めます。誤差は5分以内です。体内時計がすごく正確に機能しているようです。
 
 
こんな状況ですので,やや過剰な健康なのかもしれません。
 
 
日本人をとりまく衛生環境は大いに改善しました。その結果,東南アジアを旅行して水を飲むと下痢するようになり,あるいは,花粉症患者がすごく増えています。
 
同様に,健康になりすぎると,ちょっとしたカフェインや塩分にすら弱くなるのかもしれません。
 
 
ほどほどがよいという考え方もあるでしょうし,今まで気にしなかったことに気づけてよいという考え方もあるでしょう。
 
とりあえず,私のダイエット目標はもうちょっと先なので,この過健康状態を楽しむことといたします。

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2016年3月29日 (火曜日)

特定療養費からルール作りの難しさを思う

診療報酬の改定から,次のようなルールが決まりました。

 
大病院の外来で,医師がかかりつけ医への紹介を勧めたものの,それを拒否した場合には特定療養費を徴収する
 
たとえば,患者の同意のもとで他院への紹介状を作成したものの,そこを受診せずに戻ってきた場合とか,軽症なのでかかりつけ医を勧めているにも関わらず患者側が拒否している場合が相当するようです。
 
※ 上記に関しては,これ以上のことは私も分かりませんので,本ルールに関する質問はご遠慮願います
 
 
こういうのを観ていて,ルール作りの難しさをしみじみと感じます。
 
 
一部の人々を何とかするために,全員にルールを定めなければならないなら,その「全員」の中には,「今まで無関係だったのに,新しいルールのせいで損をする」人も必ずいます。全世界の人が納得するルールなんてきっとないはずです。「生物学的に46,XYの染色体を有する人間は男性である」というルールですらもはや正しくなくなっているわけで。
 
一方,「ルールを減らす」ことは政治的には「自由化」と言われます。これも,常に反対意見が出てきます。集団的自衛権はルールを増やしていると言うよりは,ルールを減らしているように思えるのです。
 
最近,別の病院の先生と話す機会がありました。
 
「外科から,手術前のすべての患者のHIVを検査して欲しいと強く言われた」
 
どこの病院も,感染管理の観点からB, C型肝炎は手術前に調べます。でも,HIVまで調べるかどうかは病院によって異なります。
 
というのも,HIVを調べるのは患者からはコストを取れず,すべて病院が自腹を切るからです。田舎の病院はどこも赤字かギリギリ黒字ですが,これをすべての患者に行えば,年間数百万円はかかるわけです。しかも,「HIV検査は不要である」という論理はありませんので,外科からの申し出に対して,「○○だから必要ない」とスマートに却下することは出来ないのです。簡単なのは,病院長が「経営的に無理」と一言で済ますのが簡単でしょう。
 
 
ルールというのは,新しく設定する場合には,必ず誰かに利益があり,誰かに損失があります。多くの場合,損失する側は,カネや時間の問題だと大いに立腹し,手間の問題だと難色を示すものです。
 
ただ,みんなが真っ当に生きていれば,多くのルールは必要ないと思います。
 
 
最近,地域のニュースで,地方裁判所の職員が月に数回,勤務終了の数分前に帰宅したことが問題となっており,裁判所所長が「大いに遺憾」と言ってました。
 
過ごしにくい世の中になってきたものです。

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2016年3月24日 (木曜日)

ゆく人,くる人

年度末です。

 
独身で4月に異動する男性医師たちは,きっと全く片付いていないと思います(※偏見)。彼らに送りたい言葉はひとつ。
 
「迷ったら,捨てろ」
 
 
それはさておき,この時期は毎年いろいろ思います。
 
定年で辞めていく教授,看護師,事務職員。異動となる事務職員。国公立大学の事務職員は全国規模で異動があるようで,日本の端から端まで年齢とは無関係に異動しています。しかも必ずしも大学とは限りません。「国の機関」すべてが異動の対象のようです。
 
 
外来も然りです。
 
先週くらいから,紹介状の依頼が増えました。4月からの転勤などです。私の外来は,慢性疾患が主体ですので,付き合いは長くなります。これまでのドラマを思い出しながら,紹介状をしたためるのですが,予期せぬ依頼が複数あって,そのせいで予約時間を全く守れずにかなりの方をお待たせしてしまいました。
 
私の外来患者さんは年々減っています。
 
転勤などでいなくなる方,病状が変化して他科に依頼する方,そして,亡くなられる方です。後者は残念ですが,深く考えすぎないようにしています。
 
かつて,私は自分が新患で対応していた患者さんのほとんどを自分の再来に回していました。でも,数年でパンクしてしまいました。かつて,新患日は週2回。そのうちの1つが私。もう1枠は月曜日。月曜日って祝日が多いため,自然に私の新患日の患者さんが増えていきました。それでも,かつては頑張っていられました。外来が3時に終わろうとも,特に問題はありませんでした。でも,今は午後2時の会議だとか,出席を要するイベントが多数増えてしまいました。なので,今は新患で診た患者さんは方針が固まったら,別の再来医師にお願いしています。こうやって,徐々に外来患者数は減っていると思います。まあ,もともと多すぎましたので減ってもまだ多いのですが。
 
 
周囲の人は変わり,私の外来患者さんは少しずつ減っていく。
 
ここ数年はこの繰り返しです。

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2016年3月22日 (火曜日)

とんかつ店で見栄を張る

ダイエット中の私です。毎週1kgずつ減らして2ヶ月が経過したところです。

 
長女が「とんかつを食べたい」と言ったのが金曜日の夕方。そう,学校の修了式の日のことです。通信簿もまずまず良好。そして皆勤。特に欲しい物はないと。そんな状況で「とんかつを食べたい」と言われれば,叶えてあげるのが親の務めです。
 
日曜日のお昼。我が家はとんかつ店へ。
 
この店は2年振りくらいです。ロースカツ定食が1,500円くらいの価格帯で,決して安くはありません。私はダイエット中。そして,意外と好き嫌いの激しい次女はとんかつは好きじゃありません。
 
きっちり事前調査はしていました。ダイエット中の私向けのメニューがあるのか。次女向けのメニューがあるのか。そこを確認してから来たわけです。
 
 
長女は,ガッツリとカツ。次女はお子さまランチ的なもの。私は,刺身とか昆布巻きがあって,ついでにエビフライとヒレカツが少々付いている御膳。
 
ここまでは実に私の目論見通りでした。
 
 
――しかし,
 
 
「おくちん君…」
 
 
店員さんは小学校の同級生でした。しかも,恥ずかしいことに向こうから言われました。私もその女性の小学生時代の顔も姿も結構覚えているのですが,私は自信を持って言えませんでした。中学校から別でしたから。私の顔は変わらないんでしょうね。苦笑。
 
 
ホントは,私はダイエット中の身分なんで,かなり残す気でいたんです。ラーメン屋さんでは麺を半分残しました。回転寿司では2皿で終了していました。そうでもしなきゃ,週1kgは減らせません。
 
ただ,ここは悲しいオトコの見栄というか性ですね。
 
目の前のものを残すがちょっと心苦しいわけです。まるで,「うまくない」と主張するようで。決してそんなことは思われないでしょうけど。
 
自分の刺身はツマまで完食し,次女の残した唐揚げ類も食べちゃいました。これが,大学くらいまで結構話していた相手なら,余裕で残したと思うんですが,小学校以来だと当時のままで格好付けたくなるものです。
 
 
その日の夜。私のメニューは,湯豆腐と野菜スープのみ。炭水化物はありませんでしたとさ。

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2016年3月13日 (日曜日)

最後の研究会

昨日は東京国際フォーラムで行われた「第12回リウマチ医のための肺障害研究会」に参加してきました。

 
関節リウマチは,この病気自体が肺病変を合併しやすいこと,リウマチ治療薬の副作用にも肺病変が多いこと,そして呼吸器感染症も多く,肺障害を学ぶことは大切なのです。
 
とはいえ,リウマチ医は一般的に肺の病気に強くないです。近くに呼吸器専門医がいれば安心なんですが,恵まれた環境ばかりじゃありません。なので,このような研究会はたいへんありがたいわけです。
 
 
実はこの研究会,全国から参加者が集まるものでしたが,今回で終了でした。残念なことです。私は5~6回くらい参加したと思いますが,来るたびに知識が増えて日々の臨床に役立っておりました。私にとっても,「わざわざ東京まで行く価値のある会」だったのです。
 
終了の理由は,スポンサー側にあるようです。ま,どこもかしこも製薬会社がスポンサーになってくれている「研究会」は経費縮減の波にさらされています。
 
 
いつも書いてますが,「講演会」と「研究会」は異なります。
 
講演会 → スポンサー企業が決めた演者が薬に関する講演をする
研究会 → 研究会幹事が決めた演者がスポンサー企業と無関係に講演する
 
 
最近は,Web講演会が増えています。あまりコストがかかりませんしね。
 
研究会もネットになるかもしれません。時代の流れでしょうね。
 
 
関係ない話。
 
昨日は日帰りでしたので,夕食は羽田空港の丸亀製麺でぶっかけうどん並+イカ天,合計400円を食しました。それから最終便まで1時間くらいラウンジ(ゴールドカード持っていると入れるとこ)でお茶でも飲もうと思ったら,すごい人でした。
 
最近は,皆さんゴールドカードを持っていらっしゃるのね。地方にもアベノミクスは浸透してきているのかな…などと思った次第です。
 
私のゴールドカードは年会費無料のイオンカードですので。
 
 

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2016年3月 8日 (火曜日)

今更ですがevernoteを始めました

今更ですが,時代は変わりました。

 
かつて,私がMS-DOS5.0の設定ファイル(config.sys)と格闘していた頃,きっとパソコン的には先端の環境にいたはず。しかしながら,当時は部屋にMacintoshがあれば「オシャレ」,PC98があれば「オタク」と評価を受けていたわけで。
 
今の私はスマホ文化に乗り遅れましたので,様々なアプリも同様に乗り遅れてました。
 
 
でも,身の回りの断捨離を開始し,そしてデジタル断捨離も。それとともに,職場にも自宅にもある大量のレポート用紙の処理で行き詰まりました。
 
これらのレポート用紙は,私が10年以上にわたって参加した講演会・研究会・勉強会のメモであり,単に捨てることは今の私にはできないものばかり。だって,夜の貴重な時間を潰したり,わざわざ東京まで出かけて参加した「対価」ですから。
 
 
そこで,今更ながらevernoteを始めたのです。
 
 
このアプリは,メモ帳です。自分で入力したテキストや写真を保管できます。スマホやiPadなどとも連動していて,ネット環境下ではすべてが同期します。職場で入力した続きを,そのまま自宅でできます。
 
最近(かどうか不明ですが),evernote scannableというアプリが出ました。これは,手書きのメモ用紙とかレポート用紙をスマホ・iPadで撮影すると,自動的にevernoteに保存してくれます。しかも,文字をクッキリさせ画像サイズは小さくしてくれます。
 
これで,過去の手書きをパシャパシャしてevernoteに取り込み,そして紙は心置きなく捨てるわけです。
 
メモのみならず,雑誌の記事も同様のことができます。
 
 
ただし,無料で使う場合には,1ヶ月のデータ量が50MBまで。たくさん撮っていると容量上限がやってきます。課金すれば上限は撤廃されるのですが,この断捨離が何年も同じペースで続くとは思えませんので,課金せずに月が変わるのを待っている私です。
 
 
evernoteは便利なので,他にも活用しています。
 
「宿題」というタイトルを作って,こなすべき仕事内容と期限をまとめるようにしています。「食べたもの」も記録することにして,ダイエットの一助にしています。あるいは「領収書」とかもまとめています。これ,主婦の中にはレシートとかを撮影してまとめている方もいるようです。
 
 
いろいろ便利ですが,最もありがたいのは,メモ類が一点集約されたことです。いつも,これを見れば良いわけですし。
 
捨てにくい手書きメモの多い方はお勧めです。

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